自転車の走りやすさ ★★★★☆
距離 :約21km 信号 :★★☆ 特に多いわけではない 起伏 :★★★ 平坦 路面 :★★☆ ところどころ悪い 所要時間目安: 長距離走ロードレーサー 約46分 クロスバイク,MTB 速目 約1時間 クロスバイク,MTB 約1時間20分 26インチ普通自転車 約1時間50分
言わずと知れた、東京‐大阪間を結ぶ日本を代表する国道。名古屋市内では、海岸線から数km離れた場所を通り名古屋を東西に横断する。市東部の緑区の一部と橋梁を除いてほとんど起伏がなく非常に平坦。右左折は自動車の場合は1箇所のみ[注]で、青看板の案内に従って走ればミスコースの心配もほとんどない。交通量は多く片時も気は抜けないが、それでも名古屋を横断する道路の中では自転車にとって最も走りやすい。
…他に自転車の走りやすい道がないだけかもしれない。
R1は名古屋より東側数kmから片側1車線が続き、名古屋市に入る。名古屋市に入って暫くは、緩やかなアップダウンのある片側1車線が続く。前後の区間が多車線なのにも関わらずこの数kmの区間が片側1車線道のため、R1のボトルネックとなっており、交通は常に渋滞気味である。道幅は、一見自転車の通れるスペースが残っているものの、交差点前後では車線幅が狭くなり、車と並走できるほどの余裕がほぼなくなる。このため、ドライバーからの幅寄せを食らうことがあるので、車に横に並ばれたら早目に後ろにかわすことを心がけよう。この区間は、歩道も狭くて段差が多い箇所が多く、歩道走行も辛い。ただし、沿道に店屋が多く、食事と買い物には困らない。
名古屋市緑区に入る。片側1車線が数km続く。
交差点前後はこのように車線幅が狭くなる。通行注意。[撮影:上り]
天白川の手前、中汐田交差点付近から片側2車線になり、さらに進むと名古屋高速の下を走る片側3車線道となる。この付近は工場や事業所が多く、景色の変化に乏しい区間である。交通量はかなり多いが、道幅も広いため車は自転車を簡単にかわしていってくれるので、意外に走りやすい。R1をトレースする場合、瑞穂区の松田橋交差点で左折する。標識がはっきり出ているため見落とさなければ間違うことはないが、ぼーっと走っていると直進してそのままR1を外れていってしまう。歩道は広く、歩道走行にも特に支障はない。
南区。名古屋高速と併走する区間。殺風景である。[撮影:上り]
松田橋交差点で左折。直進すると空港線,R41起点(高岳)へと向かう。